いきもの好きの長男がずっと飼いたいと言っていたカメ。
水換えが大変そうだし、寿命が長そうなので世話が大変でやだなー、どうせしばらくしたら放置しちゃって結局親が育てることになるんでしょ?やだよー。絶対買わないよー。と思っていました。
が、息子の熱量にこちらが根負け。これも情操教育の一環と腹をくくり、ペットショップでミシシッピニオイガメの赤ちゃんを買いました。
飼ってみるとめちゃくちゃかわいいし、飼育も楽だしこりゃペットに最適です。てことで飼育方法や気になるニオイについて紹介します。
ミシシッピニオイガメって?
大人になっても手のひらサイズでかわいいままの水棲カメです。昔ながらのミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)とは全然違います。感覚的にはハムスターとかカヤネズミの方が近いです。はい。つまりかわいいということです。
ちなみにニオイガメという名前ですが、別に臭くないです。たぶん都市伝説。
必要な飼育用品は?
全部新しく買っても一万円くらいで揃います。お手軽。
①水をはるケース・・・プラスチックの虫かごで飼っている方もいるようですが、見栄えが悪いので我が家では60cmスリムの水槽を使っています。
ジェックスのフレームレスタイプなら全面ガラス張りなのでおしゃれ。
②エサ・・・いろいろあげたくなりますが、なんだかんだ栄養バランスがよくておすすめなのは人口飼料みたいです。
カメ本人に聞いたわけではありませんが、エサのカメプロスのボトルを見せると水をぱしゃぱしゃさせて喜ぶので、多分おいしいんだと思います。ちなみに沈下性のエサの方が食べやすいみたいです。これはカメ本人に聞いたので間違いないです。
③ヒータかクーラー・・・水温が20度を下回るとぜんぜんエサを食べなくなります。ヒータがきれて水温が下がっていることに気づかなかったことがあるので、水温計もあった方がいいのかも。私は毎日手で触って水温を確認することにしています。なお水温が上がりすぎてもダメみたいです。これは百均の扇風機でいいかも。
④水換えホースとバケツ・・・後述しますが、週1くらいで水換えすることになるので、使いやすいものを買いましょう。いろいろ使ってみましたが、先端が硬いしメンテナンスもしやすい水作のものが使いやすかったです。バケツはさすがに100均でいいかと。
⑤フィルター・・・一応つけてますが、効果は感じないです。だいたい毎回塩素たっぷりの水を入れてるので本来フィルターで働いてくれるバクテリアも死んでるはず。てことで本当にただの物理フィルターになってます。
エサは何?
カメプロスが栄養満点でいいようです。
その他、ごはんパン肉魚葉っぱなんでも食べるようです。が、変なものを与えてそれしか食べなくなったら困るので、我が家ではカメプロスしか与えてないです。
水換えの頻度は?
いっぱい食べるしいっぱいフンをするので水の汚れも激しく、我が家では週1か2回水を全とっかえしています。
一週間を超えるとアンモニア臭が強くなるので、これを目安にしてもいいかも。
じゃあ水換えが大変かというと全然そんなことはなくて、水作ホースで水を全部抜いたあと、30℃くらいのぬるま湯をバケツから水槽にどばどば入れるだけ。これだけです。
カメは肺呼吸なので、塩素があっても窒息しないようです。ということで気にせずガシガシ換えましょう。
なお気になる方向けにカメ用の水を作る添加剤も市販されています。
その他注意点
肺呼吸なので、息継ぎできないと溺れてしまいます。慣れない赤ちゃんのうちは水を少なめにした方がいいかもしれません。ただし水が少ないと水温の変化や汚れが激しくなるので、我が家では水量多めです。代わりに人工の葉っぱの足場を作ってます。
あと寿命めちゃくちゃ長いです。長ければ30年以上とのこと。覚悟して飼いましょう。
あとめちゃくちゃかわいいので気を付けてください。眺めているとあっという間に時間が過ぎていきます。
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