CX-8に標準で搭載されているマツダコネクトは、走行中にテレビやDVDの映像が映らない仕様になっています。さすがに不便なので定番のテレビキット(データシステム製)を接続しました。
カーシェアサービスAnyca(エニカ)に登録した我がCX-8がそこそこ人気の車種になって着々と稼いでくれているのも、きっとこのテレビキットのおかげ。
キットには丁寧な説明書がついていたのですが、実際にやってみるとインパネを外すときに一部引っかかる場所があったので、写真付きで紹介しておきます。
準備するもの
①テレビキット
今回、切り替えボタンのついているものを選びました。安かったので。
②内張はがし
なくても手で外せますが、爪キズなどがつく恐れがあるので素直に使いましょう。
③養生テープ
内張はがしでつく恐れのあるキズの防止です。インパネに貼ってもいいですが、めんどくさいので私は内張はがしの側に貼っています。
作業手順
①助手席側からインパネ下段を外す

上下2段に分かれています。
先に下側から外しましょう。ドア側から隙間に内張はがしをつっこめば外しやすいです。10個くらいあるスナップフィットがあらかた外れたら後半は手でバコッといきます。
下側のインパネにはエンジンスタートボタンが接続されているので、コネクタを抜いて完全に外します。
②インパネ上段を外す
こちらも下側同様にドア側からだと外しやすいです。ハザードランプが接続されているので、あらかた外れたらコネクタを抜きましょう。
ここで注意。
DVD取り出しボタンの右側のスナップフィット(下写真の赤丸部)はメーターフードのスナップフィットの奥に潜り込んでいるので、外すときには必ず干渉しているメーターフードのスナップフィット2か所を先に外しておきましょう。

やらなくても無理やりインパネを外すことはできますが、取り付け時にまた干渉するので先に外しておくのが無難です。私はここで横着をして痛い目にあいました。
③マツコネを前に引き出して配線をつなぐ
マツダコネクトは2本のボルトと2本のねじで固定されているので、これを外します。結構硬いので一気にバキッと外しましょう。
外れたらコネクタを外し、テレビキットを間に割り込ませます。
本体とスイッチはビビり音がならないように気を付けながら、てきとうなところに固定。私はダッシュボードのETCの横に貼り付けました。
④動作チェック
動作チェックして問題なければインパネを元通りにして作業完了です。お疲れ様でした。
試運転
解放されました。走行中にDVDの画面が操作できない問題から解放されました。
そもそもなぜテレビキットをつけるに至ったかというと、走行中にテレビが見たかったわけじゃなく、走行中にDVDの音声やチャプターを切り替えたかったからなのです。
英語がいいと言ったり、英語はわかんないから日本語がいいと言ったり、チャプター3だけ繰り返し見たがったりという、自由奔放な子供たちの要求に即座に答えるためだったのです。
親の都合で遠出してるので、せめてクルマの中では快適に過ごしてもらおうという親心だったのです。(ホントはカーシェアのAnycaも理由ですね。)
これで少しは気持ちよく温泉やドライブに付き合ってくれることでしょう。
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