【子育てを楽に】保育園から帰ってきたあとの時間の使い方

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省エネ育児

保育園に通う子供を持つ親の共通の悩みといえば、寝かしつけですよね。保育園でお昼寝するので夕方も子供の機嫌がいいのはうれしいのですが、問題はそのあと。

夜になっても寝ない問題。

これを避けるために、親はなんとしてでも帰宅から寝かしつけまでの数時間で子供を疲れさせなくてはなりません。そこで今回は我が家で実践している夕方のベランダ活動を紹介します。

スムーズな流れを試行錯誤

今回紹介する夕方の活動をはじめるまでは、子供たちを疲れさせるために試行錯誤しました。

例えば帰宅後そのまま風呂場に直行して、子供たちが風呂場で遊んでいるすきに夕飯を作る方法。これはうまくハマった日はかなり効果的です。保育園を裸足で走り回って真っ黒になった足で家の床とか壁が汚れることを気にしなくていいし、ゆっくりご飯を作れるし、ついでに洗濯ものも取り込めるし。夕飯の後は風呂に入らなくていいので絵本を読んで寝るだけだし。

でもこの風呂直行コースも毎回うまくいくわけではありません。おなかがすいているときは風呂よりも先に夕飯を食べたがって泣きわめきます。で、結局テレビをつけちゃったり。テレビにはまると今度は夕飯よりもテレビを見たがって食卓につかなくなるんですよね。

みんなどうしてんのかなーと思ったので、職場の同僚と話してみました。けれど、どうもあんまりピンと来てないご様子。聞けば同僚は戸建てに住んでおり、子供たちは帰宅後、庭に放っているとのこと。納得です。庭があればその辺の虫を捕まえたり、土を掘ったりして気ままに遊んでくれそう。

…採用!!!

マンションに庭を造る

そもそも庭とは?

庭の定義を辞書で調べると「ある広さをもって空けてある地面」とのこと。また、「草木を植えたり、泉水や築山を設けたりする」らしいです。

うん、築山はさておき他の定義ならマンションでも再現できそうです。つまり「ベランダ(=ある広さをもって空けてる地面)に、プランターを置いて(=草木を植え)、蛇口(=泉水)から水をあげ」ればいいんですね。

ということでバルコニーを庭替わりに使えるように改造しました。植木鉢の水やりからベランダでの遊びに誘導する作戦です。

その1|タイルを敷く

バルコニーにタイルを敷き詰めました。バルコニーの寒々しい雰囲気を和らげ、庭感を醸し出すためです。

使ったのはTOTOのバーセアというタイル。昔ウッドパネルを敷いてみたことがあったのですが、隙間に葉っぱなんかが入り込んで掃除が面倒だったので、今回は隙間が少ない大判のタイルにしました。一気に高級な雰囲気のバルコニーになるし、なによりタイルの表面に塗った釉薬のおかげで汚れても水でさっと流せて掃除がらくらくです。

しかもさすがTOTO製品とうなったのはタイルの付け外し部分の樹脂の頑丈さ。紫外線にさらされる部品なのですぐに紫外線劣化して次に外すときは割れちゃうのかなーなんて思ってましたが、設置から数年経ってもまだ全然樹脂の柔軟性を失ってません。組み合わせ自由自在のタイルなので、もし引っ越ししてもバルコニーの形に組み変えて使うことが全然できそう。謎メーカーのタイルと比べると高いバーセアですが、ずーっと使えるという点を考慮するとむしろ安いと思いました。

ちなみにバーセアは絶対Amazonなどで自宅に届けてもらいましょう。間違ってもホームセンターで買わないように!もしくはホームセンターで買っても自宅に送ってもらいましょう。理由はめっちゃくちゃ重たいからです。ひと箱10枚入りで20kg弱!

おそらく20kgってのは、労働基準法で決まってる女性が一人で持っていい重さの限界から設定したのではないかと思います。とにかく常識的に考えて限界の重さなので購入時には自宅まで運んでもらいましょう。

箱から開封してしまえば一枚当たりの重さは2kgなので素人でも全然施工に問題なし。施工というか置いてパチッとはめるだけです。

その2|植物を選定

植物は子供が率先して水やりをしてくれるものじゃないと意味がないので、子供たちに自ら選んでもらいました。我が家では長男用にミニトマト、長女用に花(名前忘れた)です。

ちなみに他にも成長が早くて、かつ食べられる植物を植えておけばよかったなーと思っています。カブとかピーマンとか。やっぱり成長が早いと水やりが楽しくなってくるので。

逆に花はおすすめしません。ゴールが実じゃなくて花なので成長が地味すぎます。しかも実は最初に芽が出たところが楽しみのピークだったりもしますし。地味すぎ。

その3|ついでに子供の気を引くものを置いてみる

植物だけでは動きがないので、鉢を置き、室内で育てているメダカを一部お引越ししました。(この鉢には、近所の公園で捕まえた水生生物がたまに投入されます。ヌマエビとかザリガニとか大きな巻貝のスクミリンゴガイとか。)

魚が泳ぐ姿とか水の流れとかって、なんかぼーっと眺めちゃいますよね。私は水槽の気泡の動きを見るだけで半日過ごせますし、こどももきっとそうでしょう。気泡の動きを見るとか脳みその発育によさそうだし。

その4|アウトドア用のシートとかテーブルも準備

ベランダ活動が本格化してくると、風呂に入るまでのすべてをベランダで済ましてしまいたくなります。夕飯までのつなぎの食べ物(いりこ、ニンジンスティック、塩昆布キュウリ)だけでなく、夕飯とか簡単な勉強とかも。なのでテーブルとシートを準備しました。専用のものは絶対に買いたくなかったので、キャンプのときに使っているコールマンのテーブルとロゴスの断熱シートです。

タイルを引くと地面が硬く冷たくなるので、しっかり断熱できてクッションもある厚手のシートがおすすめです。

庭完成!活用する

そこそこお金と時間をかけて整備した我が家の「庭」。無事に使ってくれるか(主に金銭面で)心配でしたが、ちゃんと楽しんで使ってくれてます。よかった。

ただ西日本にある我が家でも真冬はさすがに無理でした。寒すぎるのでおとなしく部屋で過ごしましょう。ちなみに真夏は結構いけました。夕方にベランダに水を撒くので、打ち水みたいになるのかも。ついでに打ち水でバルコニーが冷える効果なのか、エアコンの効きがいい気がします。

しかも子供が寝た後にバルコニーでまったりという使い方もできるのでよいです。バルコニーにコールマンの大きなアウトドアチェア(高級すぎてキャンプにはまだ持って行ったことがない)を出して夫婦でお酒を飲んだり、本を読んだり、シーフードヌードルを食べたり。外の風に吹かれながら大人の時間を満喫できます。

おわりに

バルコニーを庭として活用することで、保育園から帰ってきたあとのぎゃーギャー騒がしい時間がかなり落ち着きました。かなり効果あり。しかもベランダを大人のために有効活用できるし。

バルコニーを整備する前、掃き出し窓はレースのカーテンを閉めっぱなしにしていた我が家ですが、整備後はレースのカーテンを常に開けています。ひと部屋増えてちょっとお得な間取りになりました。

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