ケルヒャー(KARCHER)の窓用バキュームクリーナー、その他のケルヒャー製品と比べて地味なのであんまり話題に上がりませんが、実はめちゃくちゃ有能です。
実際に買って昨年末の大掃除で使い倒したのでその使い勝手をレビューします。
あと全然関係ないですが、ケルヒャーは家族経営だということもわかりましたので報告します。
窓をきれいに掃除するのは大変
窓掃除って拭き筋を残さないのが大変ですよね。
水拭きした後、仕上げに乾拭きかスクイジー(ワイパー?)を使いますが、これが結構なスキルを要する。
きれいに仕上げたと思って、ガラスの反対側に取り掛かると、さっきの面に拭き筋が残っててがっかりみたいなことの繰り返し。
すぐに気づけばまだいい方ですが、たいていの場合は窓掃除を一通り終わらせて窓を眺めながらコーヒーを飲んでいるタイミングで見つけてしまうのです。
世の中はそういう風にできています。
窓用バキュームクリーナーなら拭き筋が残らない
ケルヒャー窓用バキュームクリーナーは、水をじゅるじゅる吸引するスクイジーです。普通のスクイジーのように水を切ったりタオルで拭いたりしなくてよいので、拭き筋が残らないという優れもの。
我が家は「WV1プラス」を使っています。
使い方は普通のスクイジーと同じ。
付属のスプレー付きワイプパッドに水か洗剤水を入れ、ガラスに吹き付けて、
軽くごしごし水拭きして全体が濡れたら、
仕上げに窓用バキュームクリーナーをガラスに当てながら上から下に動かす。
するとバキュームクリーナーがじゅるじゅると水を吸ってくれる。もちろん拭き筋も残らない。
一回の充電で20分以上動作するので、我が家は掃き出し窓6枚とその他の出窓などや風呂トイレのガラスも一度の充電で済ませられます。
掃除が終わったらたまった水を捨てて終了。ワイプパッドは洗って繰り返し使います。
はい、これで拭き筋のないぴかぴかな窓が仕上がります。
窓用バキュームクリーナーの何がそんなにすごいのか
ずばり、水を吸う気持ちよさがすごいです。水をじゅるじゅる吸う感触がとてつもなく気持ちいい。
「ママ鼻水とって」でじゅごごごっと鼻水がとれたような、大きな耳垢がとれたような、そんな気持ちよさがあります。
私はもともと掃除好きですが、それは掃除という行為が好きなんじゃなくて、きれいになった部屋が好きなんですよね、たぶん。
だからこそルンバもブラーバも売れている。掃除は面倒くさいからロボットになってもらうってことですね。
ところがこのバキュームクリーナーを使った掃除については、行為そのものが超気持ちいい。これってすごくないですか?
モノを使って環境を変えるんじゃなくて、モノで人を変える。そういえばケルヒャーは高圧洗浄機が有名ですが、これも同じですね。気持ちいいから使いたくなる。
ケルヒャー製品って技術的には全然大したことないと思うのですが、ハイテク満載のアイロボット(ルンバやブラーバのメーカです)よりももしかしたら先進的なのかもしれません。
そういえばジャンルは違えどゲーム業界だと任天堂もケルヒャー的な感覚を持っているのかもしれませんね。人の感性に訴える、みたいな。
…と思ってケルヒャーのウェブページを見てみましたが、全然そんなことは書いてなかったです。ただ業務用の掃除器具がずらっと紹介してあるだけ。新たに分かったのはケルヒャーがケルヒャー家による家族経営だということくらいです。うん、有益。
まとめ
・窓用バキュームクリーナーは自ら水を吸うスクイジー
・拭き筋が残らないし、窓掃除そのものが楽しくなるので絶対に買うべき
・ケルヒャーは家族経営企業であり、株主であるケルヒャー家と強い結びつきがある
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