我々こどもおとなは昼間とことん子供を遊ばせ、体力を使い切ってもらいます。
なぜなら早く深い眠りについていただき、大人の時間を楽しむためです。
でも我が家はマンション。子供の寝室とリビングが近いので、子供を起こしてしまわないよう注意を払う必要があります。
本を読んだりスマホを見たり。テレビを見るときは音を小さくして字幕を出して注意深く注意深く…。
でもやっぱり大きな音で映画を楽しみたい。
ガビガビの字幕を出した地デジだけじゃなくて。洋画の字幕だけじゃなくて。ホントは邦画も見たい。字幕とかなしで。
ここで問題になるのは映画の音量。
音量の大小が極端ですよね。会話ぼそぼそぼそひそひそ爆発ドカーン!
全然安心して映画を楽しめません。
そこで我が家では無線ヘッドホンを導入しました。同じ悩みを有するお父さんお母さんの参考になれば幸いということで紹介します。
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静かにテレビを楽しむ手段は3パターン
①イヤホンで聞く
②ヘッドホンで聞く
③ソファの近くまで延長するスピーカを設置
ここから好みに合った方法をとります。
我が家ではまず①が消えました。妻からのNGです。理由は耳からポロリしそうでリラックスできないためとのこと。確かに気持ちはわかります。
次に③が消えました。夫からのNGです。理由は音がカスカスになるから。全然面白くない映画でもいい音で見るとそこそこ楽しめますからね。
ということで残ったのが②のヘッドホン。頭にのせるので髪がペタッとなりますが、どうせ寝る前なので関係ないのです。
イヤホンよりもリラックスできますし、何より低音がズーンと出るので良いです。ヘッドホンに決定。
次にヘッドホンとテレビの接続方法ですが、これはもう圧倒的に無線です。
有線だとちょっとテレビの前を離れるにもいちいちヘッドホンを外さなくてはならず絶対面倒。せっかく買っても使わなくなるパターンです。
しかも寝かしつけのあとって洗濯ものをたたんだり明日の準備をしたりと、そこそこやりたい家事はあるのです。
ながらテレビを実現するには無線が必須です。
で、無線の接続方法を調べてみるとどうもうちのテレビはBluetoothでヘッドホンと接続できるらしい。
らしいけどよくよく調べると同時に接続できるのは1台だけ。
できれば夫婦でテレビを楽しみたいので同時接続したい。
そこでBluetoothトランシーバーを追加して2台のヘッドホンに同時に音声を飛ばすことにしました。これで解決。
接続はこんな感じ。
テレビの音声を光デジタルケーブルを介してBluetoothトランスミッターに送ります(USBケーブルでテレビとトランスミッターをつなぐのは単にトランスミッタを充電するため)。
トランスミッターは(送信モード)にしておき、あとはBluetoothヘッドホンの電源をそれぞれ入れるだけ。
最初のヘッドホンとトランスミッターとの接続設定も特に難しいことはなく、接続ボタンを押すだけ。2回目以降はヘッドホンの電源を入れれば自動で接続が完了します。
この接続はすぐにつながるときと30秒くらいまたされるときがあるのですが、大人タイムにそんなに急いで接続したいことはないのでよしとしています。
大人の余裕です。
せっかちな方はBluetoothなんてややこしいものは使わず有線でぶすっと差すのがよいかと。
ここで注意。
テレビに外部スピーカーを接続している場合はひと手間必要です。
我が家がそうなのですが、HDMIケーブルでスピーカーをつないでいると、ヘッドホンでなくスピーカの方から音が出ます。なのでヘッドホン接続の際は毎回スピーカーの電源を切りましょう。
正直面倒ですが、娘がおかあさんといっしょを見ながら踊りを楽しむためにはスピーカが必要なので我慢です。
たしかに液晶テレビ本体のスピーカーだけだと低い音は全く聞こえないので踊っても満足感が得られないと思う。
大人の時間を楽しむためには手動でスピーカーの電源をキリマンジャロ。(こどもおとなおじさんは基本おじさんなので、あんまり面白くないとわかっててもいわゆるおやじギャグを言ってしまうのです。)
ヘッドホンをつけている映画はほんとに映画館。
是枝映画によくある親子のぼそぼそ会話も全然聞き取れます。団地のドアがガチャっと閉まる音もちゃんとガチャっとしています。
あとシャンプーなんかに代表される海外のCMは音が分厚くて好きです。ライザップも。
しかももちろん無線接続なので家の中を縦横無尽に動けます。
トイレもアイロンもヘッドホンをつけたまま。
我が家では10メートルほど離れるとぷつぷつ音声が途切れることがありますが、完全に接続が切れるわけではないので、圏内に戻れば接続も元通り。問題なし。
Bluetoothヘッドホンを導入した我が家では、大人時間が有効に使えるようになりました。
嗚呼、素晴らしい大人時間。
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