【最強の虫刺され対策を考える】流行りのアブ対策、おにやんま君の効果を検証した

スポンサーリンク
へや遊び・そと遊び

虫刺されは好きですか?

私は大好きです。

最近では両腕にハチミツを塗って自分を大樹に見立て、セミに体液を吸わせることにはまっています。アブラゼミやヒグラシは体長が小さくて吸引力が弱いので、オススメはやっぱりクマゼミですね。ちなみにクマゼミは午前中によく鳴きます。クマゼミに吸わせるなら昼前捕まえましょう。

さて今回は流行りのアブ対策、おにやんま君を自作して効果を確認する話です。結論を先に申し上げると、効果ある!ような気がする!

アブ対策ブローチ、その名もおにやんま君

余談ですが、吸血について一応調べてみたところ、ロシアではヒルが医療に使われてるみたいですよ。なんでもヒルの唾液の抗凝血効果を利用して、脳卒中や心臓病を予防するらしいです。

さて、本題に入ります。

蚊などの虫刺されについてはこちらの記事で対策をまとめたのですが、本当に怖い虫への対策を書きませんでした。アブです。

なんでも市販の虫よけスプレーのうちディートが濃いものしかアブへの効果はないらしく、説明が面倒で省略しました。

ということでまとめでは省略しましたが、本当に怖くて対策したいのはアブです。

もう音とかビジュアルが怖すぎるし、攻撃力が高すぎる。なんですか顎を突き刺して上下に皮膚を切り裂くって。そこから下たる血を唇でなめとるって。

対策を諦めていましたが、どうも数年前から釣り業界ではスプレーとかではないアブ対策が流行っているらしいことを耳にしました。

その名も「おにやんま君」。これを装着すればアブが寄ってこない、と。

引用)おにやんま君公式webページ

「おにやんまは飛んでいる様々な小型の虫を捕食します。
アブや蜂にとって天敵の姿をした「おにやんま君」を帽子やウェアに付けることで嫌がって逃げていくことでしょう!
キャンプ場などで吊るし、風になびかせての使用にも忌避効果が見られます。●サイズ:11cm」

ええ、確かに書いてありますね、「忌避効果が見られます」。もし効果がなかったら景品表示法違反でしょっぴいてもらいましょう。

…ま、そんな覚悟もないし、当時Amazonに在庫もなかったので、試しに自作してみました。

おにやんま君を自作!材料は百均で調達

インターネットのおじさんたちがいい感じのおにやんま君を自作してインターネットで公開してるので、それらを参考にしながら、でもあくまでも「お試し」なので「最低限の手間」で仕上げました。

まず使ったモノはこちら。もちろん全部ダイソーで購入。

製作に使ったモノ一覧

■材料
 ・透明プラ板(羽根)
 ・ビニールテープ黒(胴体黒色)
 ・ビニールテープ黄(胴体黄色)
 ・グルースティック(羽根と目の固定)
 ・髪を結ぶボンボン(目)
 ・てきとうなペン(胴体)
 ・針金(どこかにぶら下げるとき用)
■道具
 ・はさみ
 ・油性ペン
 ・グルーガン

製作手順は以下の通り。

1. 本物のオニヤンマを捕まえて、よく観察する

2. 捕まえたオニヤンマを元の場所にリリースする

3. 記憶が薄れないうちに「ペン」に「ビニールテープ黄」を巻き、全体を黄色で覆ったら次に「ビニールテープ黒」を巻き、トラ柄の胴体を作る

4. オニヤンマの画像をPCモニタに写し、③で作った胴体と同じ大きさになるよう拡大or縮小表示して大きさを決定したら、画面に「透明プラ板」を貼って油性ペンで羽根の形を転写。転写したら羽根の形にはさみで切り取る

画像はネットからオニヤンマの好きなイラストを適当に持ってきましょう。見つからなかったらこれを使ってください。

5. グルーガンで羽根を胴体に固定する

6. 目は「髪を結ぶボンボン」のゴムを切断してキラキラのプラスチック部分だけを使います。が、そろそろ①で記憶したオニヤンマの記憶が薄れるころなので、再度捕獲し、目と胴体の位置関係を確認します。

8. 記憶が薄れる前に、グルーガンを使ってボンボンを胴体に固定します。

9. 装着したい場所(帽子とかテントとかタープとか)に応じて、適当に針金で固定フックを作っておにやんま君完成!

おおnおにおおにやんま君おにやんま君(仮)

手順は以上です。後半は製作に夢中になってしまい写真が残ってませんが、グルーガンさえ手に入れれば特に難しいところはないかと思います。

あえて言うなら1のオニヤンマを捕まえる部分が難しいかと思いますが、オニヤンマは川や池などをほぼ同じコースで飛んでいるので、見かけたらコースを覚えて待ち伏せすればOKです。捕獲のポイントは後ろから狙うこと。オニヤンマを正面から狙うのでなく、こちらに向かってくる間はぐっと我慢し、通過し終わったら後ろから網で追って捕まえましょう。

試作したおにやんま君(仮)はアブからの視認性を意識しすぎて胴体が太く、黄色と黒の比率も実物とは違う感じになってしまいました。がどうせアブたちはそんな細かいことを気にしていないはず。オーケーオーケー。

いざ、効果検証

おにやんま君に同行してもらったキャンプが1回、非同行のキャンプが1回。それぞれのキャンプでアブに遭遇した回数を(体感で)測定し、比較しました。

結果、たぶん効果あり!!!

同伴のキャンプでは3日間のうち一度もおにやんま君を吊り下げたタープの中にアブが侵入することはなかったです。一方、非同行のキャンプでは3日間のうち2回もタープ内へアブの侵入を許してしまいました。

決定的だったのは少し離れた草むらにアブがとまっていたとき。悪霊と対峙するエクソシストのごとくおにやんま君を体の前に構えた息子がアブに近づくと、1メートルほどまで距離を詰めたところでアブが自ら飛び立ち、そのままその場から離れたのです。

これはもう効果ありと言っていいでしょう。本物のおにやんま君の購入を決意しました。

作り方を紹介しておきながらアレですが、一個作るのに10分くらいかかったので、これなら買った方が早いよなーと思ったのです。

子供なら夏休みの工作と自由研究を兼ねて量産すべし、大人はお金で解決すべし。

おわりに

蚊とならぶ不快害虫であるアブ。虫よけスプレーが聞いてるかどうかよくわかんない凶暴な虫ですが、おにやんま君(自作、試作)で撃退できた、ような気がします。

お試しで作ったおにやんま君(仮)ですが、しかもふわっとした検証ですが、効果は体感しました。本物のおにやんま君を買います。あ、でもトラロープでもいいという噂も聞きました。今度検証してみます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました