【飼育日記】水換え革命!GEXラクフィルで毎日気軽に水換えしたらミシシッピニオイガメ水槽が臭くなくなった

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生き物

ミシシッピニオイガメ超かわいい。エサをえり好みするところなんかもう完全にそこそこの知能を持ってますし。

唯一の問題はカメの持つサルモネラ菌にビビってしまい、水換えがちょっと面倒なこと。魚の水槽と違ってそこそこの頻度で換えないとすぐに臭くなるし。とはいえ毎日毎日水換えなんてやってられません。

そこで水換え革命!GEXのラクフィルを使って毎日手軽に水換えする作戦に変更。どれくらい換えたらいいか計算してその効果を定性的にですが確認しました。

サルモネラ菌が気になって水換えが面倒くさい問題

我が家のミシシッピニオイガメ水槽ではフィルターを2個使っています。おかげで食べ残しなんかはフィルターがグングン吸ってくれるので、水換えはサボりがち。春先はあまり水の汚れが気にならなかったので、水換え頻度は2週間に一回に低下してました。

しかし夏になり気温が上がるとさすがに水のにおいが気になる。

でも水換えはあんまりしたくない!めんどくさい!

正確には水を汲んだり運んだりは全然苦じゃないのです。問題はサルモネラ菌です。水換えに使ったあとのバケツや水をチュルチュル吸うポンプや周囲に飛んだ水滴、この中にサルモネラ菌がいるはずなので、飛散した水は都度アルコール消毒しています。特に水換えホースを洗って除菌して干すのがとてつもなく面倒です。どこに干すのが正解なのか…。

ホース使いたくないなーと思ってググってたらいい感じの商品がありました。

ホース無しで水替えできるフィルター

見つけたのはこれ。水換え革命をうたう、おなじみのGEXのラクフィル スリム。

何が革命かというと、水換えできるろ過フィルターなのです。パッケージのように口をくるっと回せば水槽外に水を取り出せるのです。これならホース要らず!水を汲む入れ物しか汚れないから水換えがめちゃくちゃ楽そう!

いやでもスリムとはいえ60cm水槽の水をこれで換えるためにはとんでもない回数汲んで捨てて汲んで捨ててを繰り返さないといけないのでは?チュルチュルを使わなくてよくなっても時間かかったら意味がないのでは?

はい、週イチで水を全部入れ換えるみたいな使い方には向きません。でも毎日ちょっとずつ水換えすればよいのです。ちょっとずつちょっとずつ。

どれくらい換えればいいのかなー、ということで算数が好きなこどもおとなおじさんは計算しました。

毎日どれだけ水換えすればキレイを保てるか

計算の前提として、生物ろ過は考慮しません。すべて水の入れ換えの効果のみ。また、カメの出す汚れ成分も水の汚れに関わらず毎日一定とします。

では開始。

今の水換え頻度は2週間に一回。さすがに水換えから2週間経つ頃には少し水が臭いですが、水換え後の1週間くらいは全然水の汚れは感じず無味無臭です。飲んだことないけど。

ということで、この水換えから1週間経った水の汚れ以下に抑えることができる水換え量を計算します。

毎日カメが水を1ヨゴレ汚すとすると、1週間で7ヨゴレ。じゃあ7ヨゴレ以下に保つためには水槽の水を一日当たり何パーセント換えればよいでしょうか。

毎日汚れを1ヨゴレずつ足す、でも10%水を換えるので汚れは1×0.9ヨゴレになる。次の日も1ヨゴレ足すので、前の日を加味すると1×0.9+1ヨゴレ、で10%水を換えるので(1×0.9+1)×0.9ヨゴレ。これを繰り返すとヨゴレがどこかで飽和します。

結果が下の表です。

縦軸が汚れ、横軸が経過日数です。水を入れ換える量を10%、20%、30%の3パターンにしました。

黒線が7日ごとに水をすべて入れ換えた場合。7から0へ、7から0へジグザグしてます。次に時間の経過とともに緩やかに汚れが飽和しているのが毎日ちょっとずつ水換えするパターン達。これをみると、意外と少ない水換え量で汚れ7以下を保てることがわかります。

さすがに10%だけの水換えでは二週間以降から7ヨゴレを超え4週間経ってもまだ汚れが飽和せずどんどん汚れていってます。週一の水換えよりも悪化。しかし20%も換えれば4ヨゴレくらいで飽和しており、週一の入れ換えよりもきれいな状態を保てています。30%換えた場合は2ヨゴレちょい、もはやおいしい水です。

ということで20%水換えすれば目標の7ヨゴレ以下を達成できそうです。

60cmスリム水槽なら水の量はだいたい25リットル。これの20%といえば5リットル!うん、これならいけそう!焼酎とかウイスキーのペットボトルを使えば一回で水換えが完了します!

てことでGEXスリムフィルター(とウイスキー5リットル)を購入して、毎日5リットル(正確には4.5リットルくらい)ずつ水換えする作戦を実行です。

GEXラクフィルスリム(とウイスキー5リットル)の使い勝手

まずラクフィルのレビュー。

Amazonで口コミがあまり良くなかったので心配してましたが、全然問題なし!フィルターとしての性能はわかりませんが、騒音とか使い勝手は全く問題なし。全然うるさくないじゃん。あ、フィルターとしての効果は全く期待してませんよ。

次にウイスキーのペットボトル。

これはダメですね。全然ダメ。まず5リットル一気に運ぶのは重い。先に気づくべきでした。次に排水時に水が跳ねる。ペットボトルに汲んだ水はトイレに排水するのですが、ペットボトルは口が狭いので、傾けすぎると水がポコポコポコと出てしまい、口から出た後の水が乱れます。そのせいで便器で水が跳ねるのです。最後に、見た目が悪い。空のペットボトルが置いてあればそれはもうゴミです。すぐに捨てましょう。

ペットボトルの代替品はパスタ容器にしました。

まず使い勝手が〇。口が広いので傾けても水が乱れず、サーっと流れてくれます。次に見た目も〇。パスタの入れ物ですからね、どれもそこそこおしゃれです。見た目も使い勝手もペットボトルに圧勝、ラクフィルとの組み合わせはパスタ容器をお勧めします。

毎日20%水換え作戦の効果を検証

2か月経過、全然臭くない!効果は抜群だ!

水槽のすみっこに茶色いコケが生えてきましたが、これは軽くこすれば落ちるのでヨシ。それよりなにより水が臭くないのが素晴らしすぎる。

パスタ容器に替えてからは水跳ねもないので衛生的だし。もう完全にストレスフリーです。

おわりに

カメ水槽の最大のストレスである水のにおいと水換えですが、毎日少しづつ水換えする作戦により解放されました。GEXラクフィル、ありがとう。

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