福岡県宗像市の沖合、うみんぐ大島の海上釣り堀に家族4人で行ってきました!ここはなんと釣った魚を持ち帰り放題!ガンガン釣ってOK!
なので買い取り制で味わうことになる
“釣れた!うれしい!けどなんか素直に喜べない!財布の中身が気になる!次は小さいの釣れろぉぉぉ!”
を味合わずに済みます。
お手軽にファミリーフィッシングが楽しめるというだけでなく、激うまの魚が近所のスーパーより激安で手に入る。うみんぐ大島は心にも家計にも優しい最強の施設です。超おすすめ。
うみんぐ大島とは
海洋体験施設うみんぐ大島。海上釣り堀だけでなくシーカヤックや磯観察など様々な体験学習ができます。公式サイトはこちら。
なんといっても手ぶらでOKという点がいいですね。竿やエサはもちろんクーラーボックスさえも現地で購入できます。すばらしい。
釣れる魚はシーズンによって違いますが、鯛、シマアジ、ブリなど高級な魚ばかり。
釣り堀なので絶対釣れるし、手ぶらでOK。キャンプで言うところのグランピング、つまりグランフィッシングですわ。
注意点は一点。釣り堀の利用には事前予約が必要です。午前の部と午後の部がありますので好きな方を選んで予約しましょう。当日いきなりでもなんとかなりそうなゆるーい雰囲気はありましたが、あくまで雰囲気。チャレンジはおすすめしません。
行き方
神湊漁港から宗像市営のフェリーが出ています。午前の部に間に合わせるためには7:40神湊発の便に乗る必要があります。これを逃すと次の便は9:25なのでご注意を。
フェリー乗り場の駐車場はターミナルの向かいにあるマンション?の南にあります。
数分歩いたらターミナルに到着。
着いたら乗船チケットを買いましょう。
ここでも注意点!フェリー代は現金しか使えません。ちかくにATMも見当たらなかったので事前に準備しておきましょう。
チケットを買ったら、出航まで時間をつぶします。遅刻にビビって早めに着きすぎたので待ち時間が20分くらいあったのですが、海を見ながら散歩できたので全然ヒマを持て余しませんでした。早めに着いちゃってもOK。
アナウンスがあったら乗船していざ大島へ出航!25分くらいで大島に到着します。
大島のターミナルからは歩いてうみんぐ大島に向かいます。歩いて10分くらいなので気負わなくてもOKです。しかもクーラーボックスだけなら無料で運んでくれます。
クーラーボックスの搬送サービスは予約不要です。ターミナルを出てすぐ正面にうみんぐ大島の軽トラが停まっているので、クーラーボックスを荷台にポイっと乗せるだけ。
雑な感じで南国感がありますし、人に荷物を運んでもらえるので旅行気分を味わえます。おすすめです。
身が軽くなったら、あとは人の流れに沿って島の風景を見ながら釣り堀まで歩きます。
とはいえあんまりのんびり歩いてもいられません。8:45の釣り開始時刻に間に合わないからです。
午前の部の釣り開始直後は、魚たちがお腹をすかしている貴重な爆釣タイム。完全に釣りの準備を完了させた状態で釣り開始時刻を迎えたいので、のんびり島散策は帰路までとっておきます。
そういえば到着間際、左手にキャンプスペースが現れます。島のキャンプ場という非常に魅力的な場所なので下見したくなりますが、ここも往路は強い心でスルーします。さすらば到着。
到着!釣り開始!
施設に着いたら受付と座席の抽選です。どうも同じ釣り堀の中でも釣れる場所と釣れない場所があるらしいです。先っちょの真ん中あたりが抽選席なのかな。我々は抽選に外れたので自由席です。
受付で釣り竿を借りたら海上釣り堀までいい感じの桟橋を歩きます。左手に小さな浜が現れますが、ここで時間をつぶすわけにはいきません。子供が興味を持たないように言動には細心の注意を払います。
途中にあるのはトイレと足洗い場。きれいなトイレがあるっていいですね。
で、やっと到着。受付でもらった札を係の人に渡して自分の釣り場へ。
魚がうようよ泳いでいます!絶対釣れるやん!
餌はキビナゴと色付きの団子を釣り堀の方で購入できます。
不慣れな雰囲気を醸し出していたからか、係のおっちゃんが手取り足取り教えてくれます。ありがたや。
朝イチは色の目立つ黄色で鯛がよく釣れるらしいです。てことで黄色を付けて釣り開始時刻まで待機。
8:45になったら係の人からアナウンスがあるので釣り開始!!!
事前のウワサ通り朝イチなのですぐに釣れます。寄せてタモに入れてなどの工程ももちろん心配無用。ちゃんとおっちゃんが教えてくれます。
わからないことは素直に聞きましょう。
あさイチの爆釣タイムが終わったあとももぽつぽつあたりはあるのですが、エサ取りのアジが多く黄色団子はすぐになくなっちゃいます。キビナゴの方がまだましですが、それでもやっぱりふにゃふにゃですぐにアジたちに食べられちゃいます。
そこで、我が家は秘密兵器を投入!前日に近所のスーパーで買って短冊状に切ったしめ鯖と、買ったままのエビフライ用のエビです。写真を撮り忘れるくらいにスーパーで買った普通のサバとエビです。
使ってみた感じ、特にしめ鯖がよかったです。食いはもちろんですが、皮が堅いので針に刺しやすくて子供でも簡単に刺せます。
わちゃわちゃとしてるとあっという間に制限時間の3時間が終了!
途中、シマアジの追加投入もありましたが、これは釣れず!結局タイばっかり釣りました。
釣果は50cm弱サイズの鯛8匹(とエサ取りのアジ5匹)。釣り堀の料金とかレンタル竿とか交通費とか4人でざっくり16000円くらいかかったので一匹当たりにすると2000円!?超安くない!?鯛一匹2000円て安くない!?
子供とわちゃわちゃやってのこの釣果なので、教育を放棄して食料確保に専念すれば倍は行けたかと思います。仕入れのつもりで月イチでうみんぐ大島に行くのも全然ありですね。
ちなみに釣った後は一匹200円くらいで内臓とウロコ取りをやってくれるので素直にお願いしましょう。
昼前などあまり釣れない時間帯があるかもしれませんが、きれいな海をぼーっと眺めているだけでも全然楽しめますし、子供は対岸のトイレ付近のビーチで遊ぶのも楽しそうでした。
帰り道は行きに楽しめなかった島の風景を見ながら帰ります。船は2時間に1本くらいなので時刻表を見ながらのんびりのんびり。ま、遅れてもまた待てばいいだけサー。
ターミナルそばにはちょっとした食事と土産のお店があります。ここで売ってるアイスが超おいしかったです。空の容器ですが写真を残しておきます。これこれ。
持ち帰って調理
帰宅したらお楽しみの実食!下処理までやってもらったので家に帰ってからは調理するだけです。
ただし、釣りたての鯛は水っぽくてあんまりおいしくないので、私は最低1日熟成させます。目玉を取って水気をふき取り、キッチンペーパーにくるんで冷蔵庫へ。すぐに食べたくなりますがここは我慢。
8匹すべて身は生食用に短冊状におろし、子供用はそのまま熟成、大人用は昆布締めにしました。おろし方はもちろんYoutube参照。そもそも身がぷりっぷりで大きいし、アラも焼いて食べるので多少骨に身が残っても全然気にしません。問題なし。
で、翌日実食!!!どっちも旨味がやばい。超やばい。うますぎ警報発令です。釣ってすぐに締めて下処理をするからなのかめちゃくちゃおいしい。
もちろんアラも食します。先を見越して戦術的に(?)身を残して3枚におろしたので、身がたっぷり残っていて似ても焼いても鯛ご飯でも身がたっぷりでこれまた美味。余すことなく食します。
ということで、船に乗れるし、釣りができるし、食べればおいしいし、うみんぐ大島の海上釣り堀は最高のファミリーフィッシング体験となりました。
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