【#本当の育児書】味の濃いものを食べたがる子供には骨粗しょう症の写真とジャイアントカプリコ

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省エネ育児

味付けの濃いものを好む子供。個性?離乳食が雑だった?味付けが濃かった?

原因は定かでないですが、心配なのはそんな食事を繰り返して将来マヨラーとか何にでも唐辛子をかけまくる味覚オンチにならないか、という点です。食事会とかで恥をかかせたくない。申し訳ない。

我が家の長女も味の濃いものを好みがちなのですが、味の濃いものを食べすぎるとどうなるか、写真を見せることで良い方向に持って行けたと思っています。リアル写真シリーズの第三弾をお届けします。

味付けの濃いものが好きなのは離乳食をさぼったから?

我が家には子供が二人います。

どの家庭でもそうかと思うのですが、第一子のときと比べると、第二子のときの子育ての雑なこと雑なこと。

それが最も顕著に表れるのが食育だと思っています。

例えば第一子のとき、離乳食は育児書を片手に丁寧に丁寧に作っていました。

ぐにゅぐにゅに軟らかくしたお粥に始まり、つぶしたお豆腐、お魚も軟らかくゆでてすりつぶして…。アレルギーを気にして、いろんな食材を一つずつ試していきました。

もちろん出汁はちゃんといりこなり鰹節なり昆布なり。薄味で薄味で。

その成果が出たのか、第一子となる長男は5歳になる今でも薄味の繊細な味付けを好み、しょっぱくてパンチの利いた唐揚げなんかよりも、刺身や煮魚が大好物です。

一方、問題は第二子である長女。

こちらは当時暴走しがちだった3歳の長男の子育ての傍らガーっと育てたので、食育もあんまり丁寧なものではなかったです。

下の子のために専用の離乳食を作るのでなく、普通の食事から乳児が食べられそうなものを選ぶ感じ。

離乳食の第一歩であるお粥は普通に炊いた米を軟らかくするだけなのでOKでしたが、問題はそれ以降。

もう飛び級に次ぐ飛び級です。

普通に作った味噌汁からひと食材抜き取って、ぐちゅーっとつぶして出来上がり。しかも第一子のときと比べて外出の機会も格段に増すので、瓶に入ったインスタントのベビーフードも大量摂取。

そのせいなのか(もしくは単なる味覚の個人差なのか?)、第二子は見事にジャンキーな味覚を獲得しました。

ケンタッキーのカーネルクリスピーとか超好きな3歳です。5歳の長男は辛いと言って食べたがりませんが、3歳の長女は兄の分も奪い取ってむしゃむしゃ食べます。

しまいには素麺のつゆも飲み干す始末。

…これはまずい。

さすがに塩分の過剰を気にするレベルではないかと思っていますが、このままだと繊細な和食のおいしさなどに気づかない味オンチになってしまう?と危機感を覚えました。

できることなら丁寧に出汁をとったお味噌汁を飲んで、ああ美味しいね、という思いを共有したい。

ということで対策です。

塩分を過剰摂取するとどうなる?

こどもの視覚に訴えて自ら味の濃いものを控えてもらうために、塩分の取り過ぎについて調べました。

国立循環器病研究センターによると、塩分の過剰摂取による悪影響は下記。

・高血圧
・心肥大、動脈硬化
・心不全、心筋梗塞、脳卒中、腎不全
・腎結石、骨粗しょう症
・胃がん
など

んー…。こどもの視覚に訴えるには少し地味です。

これまで紹介したリアル写真に訴えるシリーズでは、「歯磨きを嫌がるから、虫歯の写真」「お菓子ばかり貯めるから糖尿病の写真」と、ヒトの体の表面に現れる症状ばかりでした。

しかし今回はどうも循環器系の病気が多く症状がわかりにくい。

「高血圧になるよ!」とか言われてもどれくらい危険かこどもにはわかりづらいし。動脈硬化も脳卒中も同様。

「腎結石」に至っては写真の見せ方を間違えると、むしろ黄金色に輝く宝石を体の中で育てるために、積極的に塩分を摂取する可能性さえあります。

出典:wikipedia

で、一番ビジュアルとしてわかりやすいと思ったのは骨粗しょう症です。

たしかにボソボソになった骨は見た目に変化が分かりやすい。

しかしながら骨は体の表面から見えない。骨の粗密となるとなおさらです。医学に明るくないこどもおとなおじさんは、下の写真の「正常」を見ても(ぼそぼそだなー)と思っちゃいます。

となると、「こんなにボソボソだと骨折しやすくなるよねー怖いねー」と、けっきょく過剰摂取した結果を口頭で説明しなくてはならず、こどもには効果が弱そうです。

そこでボソボソをさらに身近なものでの体験に置き換えて説明することにしました。

説明に必要な条件は3つ。

 ①密と粗がある
 ②粗だと困った経験がある
 ③こどもが大好きなもの

骨粗しょう症の怖さを子供に伝える方法

…もうアレしかないですよね?

そうみんな大好きジャイアントカプリコです。エアインチョコなので、ふわっと軽い食感。いくらでも食べられちゃう。詳細はグリコさんのホームページを参照ください。

ただし、ジャイアントカプリコのエアインチョコはその食感と引き換えに重大な欠点を抱えています。

そう、かじるときにめちゃくちゃこぼれるのです。

大人が慎重に、最大限の注意を払いながら、しかも息をちょっと吸い込みながら食べたとしても、ポロポロポロポロくちの横からエアインチョコのかけらがこぼれ続けます。

きっとグリコ社内でも”ふわっと感“と”ポロポロこぼれる問題“の両立をめぐって議論を交わしたことでしょう。

しかし延べ数百人の大人が試食し、導き出した最適値があのポロポロなのです。なので我々は文句を言わずに黙ってこぼし続けるしかないのです。

まあメインターゲットがこどもだとすると、こどもの食べこぼしなんて日常茶飯事なので、たしかにふわっと感を優先した今のエアー率が理にかなっているのかもしれません。

とにかくここで言いたいのは、ジャイアントカプリコのチョコ部分の脆さは全人類老若男女共通のあるあるであろうということです。

なので3歳くらいの小さい子であれば、ジャイアントカプリコと普通のチョコレートを比べて説明することで、粗な骨がいかに脆いかを簡単に理解してもらえます。

ジャンクフード大好きな我が家の長女も、骨粗しょう症とジャイアントカプリコを使ったこの説明で少なくともしょっぱいものを食べすぎると骨が折れやすくなることを理解してくれました。意外なほどにあっさりと。

あるいはもう少し大きな5歳くらいの子であれば、ジャイアントカプリコの外側のチョコ(粗)と内側の茶色いチョコ(密)の粗密で説明するとより興味幅が広がって面白いかもしれません。

中のチョコの方がかじるとき硬いでしょ?なんでだと思う?茶色いから?みたいな感じで。

ちなみに我が家の5歳の長男に聞いてみたところ、全然興味なさそうに「茶色いから」と言われてしまいました。

曰くウンチも黄色よりも茶色いの方が硬い、とのこと。

…うん、たしかにそうかも。5歳になるといろいろ考えているんですね。

今回のまとめ

・お菓子ばかり食べたがる子には「骨粗しょう症」で画像検索
・ボソボソの骨がいかに折れやすいかはジャイアントカプリコで例える
・ウンチは色が濃い方が硬い(という説を提唱する男がいる)

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