【産み分け方法を比較】着床前診断と同程度の精度で費用も安いMicrosort法がいいなと思った

スポンサーリンク
省エネ育児

上の男の子が6歳、下の女の子が3歳になる我が家。そろそろ最後の第三子をなんて話がちらほら出てきていますが、「もし男の子が生まれたら体力的にきついなぁ…できれば女の子がいいなぁ」と思ってます。

もちろん個体差はあるのでしょうが、うちの男の子は体力オバケだし大きくなっても家事の戦力にはならない(もちろんそれを補って余りあるほど超絶かわいいですが)ので、40歳に近づいた共働きの我々夫婦にはちょっときつい。

ということで産み分け方法について調べたのでまとめておきます。

産み分けの善悪

産み分けってそんなに悪いことですかね?

男女比が偏るからダメだとか、命の選別だとかいろいろ言う人はいますが、私は産み分け賛成派です。だって前述の通り(個体差かもしれませんが)男の子と女の子の子育ての違いを体感してしまいましたし。

出生率向上に貢献してるんだからそれだけで賞賛されるべきと考えてます。

産み分け方法の比較

よく聞く産み分けの方法は、「女の子が欲しいときはあっさりかつ手前で」。理由はY染色体精子(男の子)は、X染色体精子(女の子)と比較して酸性に弱いからとのこと。

んー、にわかには信じがたいです。

少なくともこれは技量とか体調とかにとても依存しそうな産み分け方法なので私の求める方法ではないです。ということで以降は個人の技量に依らない、技術の力に頼った産み分け方法を比較します。

ちなみに何もしないときの産み分け確率が50%です。

①産み分けゼリー

産み分け確率:50~60%
手間:自分で
費用:数万円
妊娠確率:自然妊娠と同程度

所感:産み分け確率50~60%とな。そりゃそうですよね。だって日本の病院で処方されるような薬品なので。

どういうことかというと、産み分け確率の非常に高い【着床前診断を使った産み分け】は日本で認可されていません。日本産科婦人科学会によると、理由は倫理的な問題です。社会的な視点からはこんな論文が参考になります。

…んー、要は性差別の助長や男女比のアンバランスが課題みたいです。精度よくお手軽に産み分けできてしまうと日本という国が困ると。逆に言うと、いま日本で認可されている方法(=病院でできる方法)は、認可しても問題ないほど精度が悪いということですね。

とはいえ絶対に産み分けたいわけじゃないから、お手軽に少しでも確率があがるならよし!というニーズも多いはず。うちも第二子まではそうでした。

②リンカル(栄養補助食品)

産み分け確率:50~60%
手間:自分で
費用:数万円
妊娠確率:自然妊娠と同程度

所感:こっちは認可云々でなくただの栄養補助食品です。男の子が生まれやすくなるらしい。

しかしどこを調べても科学的な根拠が見つかりません。どうも2021年現在、まだ分かってないというのが現状みたいです。ま、これもおまじないなんでしょうね。繰り返しますが、もし精度が高いなら日本で禁止されてるはず。

③パーコール法による人工授精

産み分け確率:50~60%
手間:医療機関の受診が必要
費用:10万円弱
妊娠確率:自然妊娠と同程度

所感:産み分けゼリーやリンカルなどのお手軽薬品系と比べると何やら効果がありそうな名前ですよね。パーコール法。精子を遠心分離器にかけるらしい。これは期待できるか!?

が、再三申しますが、これも日本で黙認されている方法ということで社会に悪影響を及ぼさない程度の精度なのかと。

しかも「日本産科婦人科学会いわくパーコール法は科学的根拠をもたない」とのこと。

④着床前診断

産み分け確率:90%以上
手間:医療機関の受診が必要、体外受精が必要
費用:数百万円
妊娠確率:体外受精で60~70%

所感:やっと科学的に理にかなった方法が見つかりました。

着床前診断では体外受精した受精卵をある程度まで育てることで性別を判断しています。で、希望の性別の受精卵を改めてカラダに戻すと。お金持ちならコレですね。

ただし産み分け目的の着床前診断は日本でできません。日本の医療系商社から海外に依頼することになります。しかも卵を取り出して戻さないといけない。怖い。

Microsort法

産み分け確率:90%以上
手間:自分で
費用:数十万円
妊娠確率:1回だと自然妊娠と同程度、3回で平均65%
所感:これだ!!!これでしょ!精子を一個一個分析して染色体を選別!で希望の性別の精子だけを取り出す!で希望の性別の精子だけが入った精子を自分で挿入!

着床前診断は体外である程度育てちゃうので心理的なハードルが高く、どうしても命の選別感が強いですが、Microsort法は精子の段階でより分けちゃうのでそのハードルも低いです。精子はヒトじゃなくてどちらかというとオタマジャクシに近い生き物なので。

Microsort法は米国で発明され、日本でも2020年から利用できるようになりました。ただしやってくれるのはChromoS社のみ。どうも米国の会社と独占契約を結んでいるとのこと。

ゼリーなどと比べると費用は安くはないですが、確実な産み分けの代償と考えれば妥当な費用かと思います。体外受精に伴う痛みもないですし。

まとめ

2021年現在、日本で認められて(あるいは黙認されている)て、かつ科学的な根拠のある産み分け方法はMicrosort法しかないことがわかりました。ということで我が家の第三子はMicrosort法に決定。

コメント

タイトルとURLをコピーしました